アメリ

本題 アメリ
原題
監督 ジャン=ピエール・ジュネ
出演 オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ、ヨランド・モロー、ジャメル・ドゥブーズ
製作年 2001
製作国 フランス
配給社
脚 本 ジャン=ピエール・ジュネ
撮 影 ブリュノ・デルボネル
製 作 クローディー・オサール
特殊効果 イヴ・ドマンジュー
公式サイト  http://www.amelie-movie.com/
収録時間  
こんな時お勧め  ほのぼの幸せな気持ちになりたい時
ひとことキャッチ やっぱりアメリ!かわいいいたずらがとってもキュート☆

■ストーリー/解説
小さい頃から空想の世界が一番の遊び場だったアメリ。22歳になったアメリはモンマルトルのカフェで働き、周りの人々を観察しては想像力を膨らませて楽しんでいた。そんなある日ちょっとしたアイデアで他の人を幸せにすることに喜びを見出し、他人の人生にこっそりおジャマしてはたのしい悪戯を仕掛け、人知れずお節介を焼いて回るのだった。そんなアメリも自分の幸せにはぜんぜん無頓着。ある日、不思議な青年ニノに出会ったアメリはたちまち恋に落ちてしまうのだったが、アメリは自分の気持ちを素直にうち明けることが出来ない……。
 
■カオルの感想き 好き度(5/5)★★★★★

かわいい!!アメリの表情、イタズラ、映像、全部がかわいい!ちゃめっけあふれる作品です。いままでのジュネの作風とはまったくことなる作風だが、それでいてアンティック調の深緑と深い赤の印象的な深い映像表現でジュネの世界であることを忘れていない。映像の背景にある小物やポスターにいたるまでジュネがこだわっているらしい。ポスターも撮影用に用意され張り替えている。どうりでどこを見ても細部までかわいいわけだ。 10本の指全部にラズベリーを乗せてパクパクパク~って食べたり、小人をスチュワーデスさんに連れってもらって旅先から写真を撮って送ってもらったり、すっごくかわいい!!そんなちょっとしたかわいいアイディアがみんなを幸せな気分にさせてくれマス。オドレイ・トトゥの表情がまた最高!

 【France 1】

 

髪結いの亭主

本題 髪結いの亭主
原題 Le Mari de la Coiffeuse
監督 パトリス・ルコント
出演 アンナ・ガリエナ、 ジャン・ロシュフォール、 ロラン・ベルタン
製作年 1990年
製作国 フランス
配給社
その他
収録時間  82分
こんな時お勧め  大人な甘美な気分になりたい
ひとことキャッチ 甘美な香りただよう作品

■ストーリー/解説
子供の頃から理容師の奥さんをもらう事を夢見てきたアントワーヌは中年に差し掛かった頃、まさに夢にまで見た、理容師の女性マチルドとの結婚を果たせた。
妻は優しくそして美しい、アントワーヌは十分な幸生活を送っていった。そして10年を過ごすのだが…

■カオルの感想き 好き度(5/5)★★★★★
題名は美容師(=髪結い師)の旦那さんの意味。 パトリスルコントの代表作。ルコントは「甘美」を描くのが本当にうまい!まるでいい香りが漂ってくる気配すらする。恋の香りを映像で表現できるのはルコントの右にでるものはいないだろう。


【France 2】


仕立て屋の恋

本題 仕立て屋の恋
原題 Monsieur Hire
監督  パトリス・ルコント
出演 ミシェル・ブラン、サンドリーヌ・ボネール
製作年 1989年
製作国  フランス
配給社
収録時間  80分
こんな時お勧め  モンモンと憧れるそんな一途な恋の甘美を味わいたい時に! 
ひとことキャッチ 



■ストーリー/解説
孤独な仕立屋イールの純粋な恋物語をある殺人事件の顛末の中に綴る皮肉で哀しいラブサスペンス。
 
■カオルの感想
好き度(5/5)★★★★★
パトリスルコントの代表作の一つ。甘美さとせつなさが漂うルコントらしい作品。


【France 3】



ポンヌフの恋人



本題  ポンヌフの恋人
原題  LES AMANTS DU PONT-NEUF
監督  レオス・カラックス
出演  ジュリエット・ビノシュ 、ドニ・ラヴァン 、 クラウス ミヒャエル グリューバー 、ダニエル ビュアン 、マリオン・スタレンス
製作年 1991年
製作国 フランス
配給社 
その他 製作:クリスチャン・フェシュネール、脚本:レオス・カラックス 、 撮影:ジャン イブ エスコフィエ 、音楽:ベンジャミン・ブリテン
収録時間 
こんな時お勧め フランスの感覚についていける時
ひとことキャッチ これぞレオスカラックスの世界!

■ストーリー/解説
目の病気で自暴自棄のミッシェルはパリの最古の橋であるポンヌフ橋に流れ着いた。そこに住む浮浪者のアレックスと出会い二人はやりきれない気持ちをぶつけあいながら、惹かれていくが、、
レオスカラックスのアレックス3部作の最後。膨大な予算t2度の撮影中断を乗り越えてできあがった非凡な作品。

 
■カオルの感想 好き度(5/5)★★★★★

このポンヌフの恋人は私にとってかけがえの無い思いで深い映画です。 というのも、この映画が私が始めてみたミニシアター系の映画で、とても衝撃をうけたからです。 いままで一般的なハリウッド系のロードショーしか観たことがなかった私は友達に連れられるまま映画館に連れていかれ題名も知らないし内容も知らないまま観て、こんな映画があるんだ!!ととても衝撃をうけました。 一緒にいった3人のうちもう一人の友達はいまいちだったようで、なんなの?この映画?わけわからない、といった反応でした。 これがきっかけでヨーロッパ映画(当時はまだミニシアター系という名前はなかった)の面白さに目覚めました。 

レオスカラックスの作品はわかりずらい作品が多く、これがカラーだしわかりやすいほう。でもやっぱり難しいし考えさせられる。 カラックス青春3部作といわれる最後の作品。 カラックス作品の申し子ドニラヴァンとジュリエットビノシュも共演しておりカラックスの全てがここにある。 

とても印象的だったのは、ラストで浮浪者として過ごしていたジュリエットビノシュが現実の世界に戻り、ポンヌフの橋に白いコートできれいな姿で現れるシーン。 ジュリエットビノシュがかわいくて、この白のコートが忘れられず欲しくなり当時買っちゃいました。 
この撮影のポンヌフは撮影のために作られた偽の橋らしい。ラストの花火も実際に打ち上げて撮ったとか。大掛かりでお金が結構かかったそうな。 パリにある最古の橋、ポンヌフ橋は実在しており、パリにいったときここがポンヌフかぁと橋に立って映画に思いを馳せたりしてみました。

【France 4】



汚れた血

本題  汚れた血
原題  Mauvais Sang
監督  レオス・カラックス
出演  ドニ・ラヴァン、 ジュリエット・ビノシュ、 ミシェル・ピコリ
製作年 
製作国 フランス
配給社 アミューズピクチャーズ/東芝デジタルフロンティア
その他
収録時間 119分
こんな時お勧め わかりずらいフランス映画を見て意味を考えたい時に
ひとことキャッチ 

■ストーリー/解説
20世紀を目前にしたパリは愛のないSEXによって感染するという新種の病気の蔓延に恐れおののいていた。
友人の作った借金の返済のため新種の病気の特効薬を盗もうと友人の息子と共に計画するが、、
凝ったカメラワークと画面構成で描くフィルム・ノワールの秀作。
 
■カオルの感想
好き度(2/5)★★☆☆☆
これもいかにもフランス映画らしい、レオスカラックスらしい、わかりずらい作品だった。ラストシーンでジュリエットビノシュが両手を広げて滑走路を走っていく姿が印象深い。


【France 5】



ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ

邦題  ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ
原題  Je t'aime...moi non plus
監督  セルジュ・ゲンズブール
出演  ジェーン・バーキン 、セルジュ・ゲンズブール
製作年 1975年
製作国 フランス
配給社 
その他
収録時間 
こんな時お勧め 
ひとことキャッチ 

■ストーリー/解説

周りに何も無い道路にぽつんとあるレストランにトラックでたまたまやってきたゲイカップルの一人がそこで働くウェイターを好きになりゲイの恋人は嫉妬をする、3人の3角関係の果ては、?

セルジュ・ゲンズブールが監督、出演して描くスキャンダラスな作品。


■カオルの感想 好き度(4/5)★★★★

ショートカットのジェーン・バーキンがかわいいーー!
セルジュ・ゲンズブールらしい作品。
難しくちょっと強烈だが作品としてなかなか。



 【France 6】



イザベルアジャーニの惑い

邦題  イザベル・アジャーニの惑い
原題  ADOLPHE DE BENJAMIN CONSTANT
監督  ブノワ・ジャコ
出演  イザベル・アジャーニ/スタニスラス・メラール/ジャン・ヤンヌ/ロマン・デュリス
製作年 
製作国 フランス
配給社 ザナドゥー/エレファント・ピクチャー
その他
収録時間 
こんな時お勧め 中世のしっかり系をみたい
ひとことキャッチ さすがイザベルアジャーニ!

■ストーリー/解説
将来有望で人生に退屈している無口な青年は12歳離れ子供もいて人生に安定している
美しい伯爵夫人に一目惚れ。
彼の情熱的なアプローチに徐又に惹かれ、彼女は全てを捨てて彼のもとへ、、、
彼女の気持ちが大きくなった時、彼は、、、


■カオルの感想 ★★★★
彼アドルフは最初半分遊びだったのかもしれない。
退屈な毎日の中、美しく安定している伯爵夫人との火遊び、
もちろん好きだし、火遊びという意識は無いけれども、自分に振り返らせてひとときを情熱とともに楽しめれば、、、 将来のこと、その先彼女の人生に責任を持つこと、など考えもしなかったのでは、、?
彼女が全てを捨てて自分のところにくるなんて、そんな重責のことを思いもせず、逆に迷惑であり、、、、、
自分は輝かしい有望な将来が開けているのに、、、、
本気と火遊びの差、、、重荷とその責任はどこまで続くのか、、、、

彼女エレノールも毎日は退屈だけど、お金も子供もいて安定した暮らしを捨てる気などなかった。彼に出会うまでは、、
彼の情熱的な愛の言葉に安定して生活してきた気持ちが乱され彼を愛してしまう、、 狂おしい気持ちを止めることはもはやできず、もはや崩れてしまった安定した気持ちを元に戻すことができない。全てのことより、彼だけが全てになってしまった彼女。 
そんな彼女の気持ちが自分に重くのしかかってきた時、彼は心に迷いを感じてくる。狩りは終了、手に入れたら、興味がなくなるものなのか、、、、、?

アドルフは彼女を強制的に帰られ逃れることができた。しかし彼女を助けてしまう。 ウザイけど助けてしまいまた離れられない、、、
2人は逃避を続ける、何から逃げるのか?世間?お互いの気持ち?
ぶつかりあいながら求め、すれ違い、彼をとどめたい、2人の雰囲気を修復したい、エレーナは彼の気持ちを取り戻したくに全てをぶつける。それが切ない、、、、離れてしまった愛する人の気持ちを2人の雰囲気をどうやったら元のような楽しい関係に戻れるの?
最後にエレーナからアドルフへの手紙がとても印象的だった。


イザベルアジャーニの演技と魅力が光る映画でした!さすがです。貞淑からとだんだん壊れていく姿がそれでいて気品があり、どうしたらいいのかわからない、というもどかしいせつなさが残る作品です。




 【France 7】



王妃マルゴ

邦題  王妃マルゴ
原題  LA REINE MARGOT
監督  パトリス・シェロー
出演  イザベル・アジャーニ 、ダニエル・オートゥイユ 、ジャン=ユーグ・アングラード 、ビルナ・リージ 、ヴァンサン・ペレーズ 、パスカル・グレゴリー 、ミゲール ボセ 、アーシア・アルジェント 、ドミニク・ブラン 、ジャン・クロード・ブリアリ 、ロール・マルサック
製作年 1994年
製作国 フランス
配給社 
その他 製作:クロード ベリ
脚本:パトリス・シェロー 、ダニエル・トンプソン
原作者:アレクサンドル・デュマ
撮影:フィリップ・ルスロ
美術:リシャール・ベドゥッツィ 、オリヴィエ・ラド
音楽:ゴラン・ブレゴヴィッチ
収録時間 
こんな時お勧め 中世、歴史モノ
ひとことキャッチ イザベルアジャーニが美しい

■ストーリー/解説

16世紀末フランスの歴史物。 


■カオルの感想 好き度(2/5)★★



 【France 8】



アデルの恋の物語

邦題  アデルの恋の物語
原題  L'HISTOIRE D'ADELE H.
監督  フランソワ・トリュフォー
出演  イザベル・アジャーニ 、ブルース・ロビンソン 、
ジョゼフ・ブラッチリー 、シルヴィア・マリオット 、
ルービン・ドレイ 、エドワード・J・ジャクソン
製作年 1975年
製作国 フランス
配給社 
その他 脚本:シュザンヌ・シフマン 、ジャン・グリュオー 撮影:ネストール・アルメンドロス
収録時間 
こんな時お勧め 中世、歴史物系をみたい
ひとことキャッチ 

■ストーリー/解説

19世紀、ヴィクトリアユーゴーの娘アデルの数奇な半生の物語

■カオルの感想 好き度(5/2)★★




 【France 9】
 


ポゼッション

邦題  ポゼッション
原題  POSSESSION
監督  アンジェイ・ズラウスキー
出演  イザベル・アジャーニ 、サム・ニール 、H ベネント
製作年 1980年
製作国 フランス/西ドイツ
配給社 
その他
収録時間 
こんな時お勧め 狂気と妄想に耐えられる時
ひとことキャッチ グ、グロイ、、

■ストーリー/解説
1981年 カンヌ映画祭 主演女優賞(イザベル・アジャーニ)

別居、うわきなどで夫婦生活がうまく行かなくなっていく。 そんななか妻の様子がなんだかおかしい、、、昼間は息子に会いにくるが、何をしているのか、何を隠しているのか、、、、、衝撃の結末。

■カオルの感想 

ものすごい、、、強烈な作品。ラストのほうは「な、なんなんだ、、、、、、、、これは、、、、こんなんアリ???」と驚きで放心してしまう。 もうずっと前に見ているのに未だにその衝撃を覚えています。
ラストがグロイ。気持ち悪いです。そして強烈です。 かなりな覚悟をもって見てください。 私はイザベルアジャーニが好きで内容をあまりわかってなく見てしまったので、ラストにかなり驚いてしまいました。
ホラーを観るようなものです。ホラーより強烈でグロイ、、、、、嫌になって途中でやめちゃう人もいるでしょうね、、、


あの美しいイザベルアジャーニがこんな汚れ役をするなんて、、、、なんて大胆な、、、
しかし、彼女の美しさがこの狂気の世界が引き立たせ、より意味を持つのかもしれない。 彼女の迫真の演技もすごい!! こんな難しい役はそんじょそこらの女優では決して演じきれないだろう。 やはりイザベルアジャーニ以外ありえない。 そこが彼女の大物さだ。

妄想と現実が入り混じり、何が妄想で現実なのか、狂気の世界と美しさが入り混じった、もんの凄い作品です。 決して恋人とはみないほうがいいでしょう。 



【France 10】



ベティブルー

邦題  ベティ・ブルー -愛と激情の日々-
原題  37゚2C LE MATIN
監督  ジャン=ジャック・ベネックス
出演  ベアトリス・ダル 、ジャン=ユーグ・アングラード 、
コンスエロ・デ・アビラン 、ジェラール・ダルモン 、
クレマンティーヌ セラリエ
製作年 1991年
製作国 フランス
配給社 
その他
収録時間 
こんな時お勧め 
ひとことキャッチ 

■ストーリー/解説

19歳のベティーと歳の離れた作家志望ゾルグ。
若いベティーは激しい感情をコントロールできず彼女は狂気へと落ちていく、、

フィリップ・ディジャンのベストセラーの映画化でパリで超ロングランヒット。


■カオルの感想 好き度(5/5)★★★★★

フランス感覚の強い作品。 ちょっと感覚が激しくて恐いものがある。 精神のキリキリ具合を表現できていて、気持ちが伝わってくるので作りがすごいんだと思う。 
ジャングーグアングラードが一躍有名になった作品。 大人のどことなく疲れた表情がう~ん魅力的☆


 【France 11】




グラン・ブルー

■ストーリー/解説
実在のダイバー、ジャック・メイヨールをモデルに、道具を使わずに潜水記録を競うフリー・ダイビングに命を懸ける二人の男の友情と、彼らの間で心揺れる女性との恋を描いたドラマ。青く美しい海への賛歌。
  
■カオルの感想 好き度(5/5)★★★★★

なんといっても映像がきれい!蒼い海と白い壁、癒されに行きたくなります。 エキセントリックを誘う音楽とジャンレノのキャラが映画全体に心地良い不思議な雰囲気を作りだしている。この時のジャンレノはかわいらしかったなぁ~大ヒットのこの作品はリュックベッソンとジャンレノを世界中に広めることになった。主役だったジャン=マルクパールとロザンナ・アークウェットはあんまりでてこなかったなぁ、、、

邦題  グラン・ブルー
原題  Le Grand Blue
監督  リュック・ベッソン
出演  ロザンナ・アークエット、 ジャン=マルク・バール、 ジャン・レノ、 ポール・シェナー
製作年 1988年
製作国 フランス/イタリア
配給社 
その他 製 作 : パトリス・ルドゥー 脚 本 : リュック・ベッソン 撮 影 : カルロ・ヴァリーニ 音 楽 : エリック・セラ
収録時間 167分
こんな時お勧め きれいな海を見たい!
ひとことキャッチ ジャンレノとリュックベッソンの出世作!


 
【France 12】



ラマン

邦題  愛人 ラマン
原題  L'amant
監督  ジャン=ジャック・アノー
出演  ジェーン・マーチ レオン・カーフェイ[梁家輝] メルヴィル・プポー
製作年 1992年
製作国 フランス・イギリス
配給社 
その他 脚本 : ジェラール・ブラッシュ 製作 : クロード・ベリ 原作 : マルグリット・デュラス 撮影 : ロベール・フレース
収録時間 
こんな時お勧め 刺激的なものがみたい時
ひとことキャッチ 

■ストーリー/解説

1929年フランス領のインドシナで17歳離れた中国系のお金持ちと15歳のフランス少女の熱愛物語。 アジアの雑踏の中の2人だけの隠れ家での求め合う関係。 少女はフランスにもどる。 そして少女は大人になっていく、、
マルグリットデュラスのセンセーショナルを引き起こした大ベストセラー自伝的小説の映画化。


■カオルの感想 好き度(3/5)★★★

刺激の強い映画だった、、奔放なのがデュラスらしいのだが、




 【France 13】
 


勝手にしやがれ

本題 勝手にしやがれ
原題 A Bout de Souffle
監督 ジャン=リュック・ゴダール
出演 ジャン=ポール・ベルモンド、 ジーン・セバーグ
製作年 1959年
製作国 フランス
収録時間  89分
こんな時お勧め パリの小粋な気分を感じたい!
ひとことキャッチ これぞヌーベルバーク!

■ストーリー/解説

自動車泥棒と米国人女性の刹那的な恋人関係を綴ったヌーベルバーグ代表作。
 
■カオルの感想

好き度(5/5)★★★★★
ジャンポールベルモノドのニヒルな顔がたまらない!最初はなんだこいつ?って感じだったけど見ているうちにその個性がかわいらしく思えてくる!ジーンセバークもスタイルよくてかわいいし。 ヌーベルバークの小粋でおしゃれな映画。


【France 14】



禁じられた遊び

本題  禁じられた遊び
原題  Jeux Interdits
監督  ルネ・クレマン
出演  ブリジット・フォッセー / ジョルジュ・プージュリー / リュシアン・ユベール / シュザンヌ・クールタル / ルイ・サンテーブ
製作年 1952
製作国 フランス
配給社 
その他 脚本: フランソワ・ボワイエ / ジャン・オーランシュピエール・ボスト 音楽: ナルシソ・イエペス 撮影: ロベール・ジュイヤール
収録時間 
こんな時お勧め 古典映画で深く考えたい時
ひとことキャッチ 禁じられちゃった遊びって?

■ストーリー/解説

戦争で一人になってしまった幼い女の子を面倒をみることになった男の子はかわいい女の子の言うことをなんでも聞いてあげる。 女の子の欲しがるまま十字架を盗み2人無邪気に空想ごっこを楽しむが、、
反戦ヒューマニズム映画を越えた生と死の映画詩
1952年アカデミー賞名誉賞(最優秀外国語映画)      1952年ヴェネチア国際映画祭サン・マルコ金獅子賞
1952年ニューヨーク映画批評家賞最優秀外国語映画賞  1954年英国アカデミー賞最優秀作品賞 
1953年キネマ旬報外国映画ベストテン第1位
 
■カオルの感想

好き度(5/5)★★★★★
こんな幼い無垢な女の子が男の子をまるで誘惑するかのように困らせ動かす術を、意識してないのにしているのが、有る意味すごいと思った。こんなあどけない幼子だけど彼女はすでに悪女だ。わがまま言って泣いたり怒ったりむくれたり目で訴えかけたり、男の子はすっかり好きになって完全に振りまわされてる。幼くても女は恐い。 
ラスト、ずっとお母さんの名前を口ずさんでいたのに、いつのまにか女の子が巨大な駅を男の子の名前を呼びながら探し求める姿がせつなく胸に残る、、



 【France 15】



砂丘

邦題  砂丘
原題  ZABRISKIE POINT
監督  ミケランジェロ・アントニオーニ
出演  マーク・フレチェット 、ダリア・ハルプリン
      ロッド・テイラー 、ポール・フィックス
製作年 
製作国 フランス
配給社 
その他  脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ
       サム・シェパード 、
       トニーノ グエッラ 、クレア・ペプロー
       音楽:ピンク・フロイド
収録時間 
こんな時お勧め 
ひとことキャッチ 

■ストーリー/解説

 
■カオルの感想 好き度(4/5)★★★★

有名な砂漠で複数の男女がからみあっているシーンが強烈。
しかしそのシーンに到達するまでが眠い、、、、
おお、よくここまでしたなーーというインパクトある映像。
しかしいったい意味があるのかな、、、、
ただその映像を撮りたかっただけじゃないの??なーんて気がしてしまう。 

 

【France 16】
 

コーラス

邦題  コーラス
原題  LES CHORISTES
監督  クリストフ・バラティエ
出演  ジェラール・ジュニョ/フランソワ・ベルレアン/ジャン=バティスト・モニエ
製作年 2004年
製作国 フランス
配給社 日本ヘラルド映画
その他
収録時間 97分
こんな時お勧め じんわり感動したい時
ひとことキャッチ 美声にうっとり

■ストーリー/解説
1949年のフランスの片田舎「池の底」と言われ手に負えない問題児ばかりの寄宿学校
に赴任してきた音楽教師。
厳しい校長から彼らをかばい、音楽を通じて問題のある子ども達の心を開かせていく。


■カオルの感想 ★★★★★
歌声がすばらしいぃ~~~ジーンと感動するものがあります。
透き通る少年の歌声は疲れた心に澄み渡ります。
限りある短い少年時代のボーイソプラノだからこそ一層はかなくその美しい声が響くのでしょうか、、?

この映画は2004年3月にフランスで圧倒的な支持で、あのアメリの記録を抜きフランス映画史上空前のヒット、ヨーロッパ中で異例の一大現象を巻き起こしたそうです。

しかも2004年にフランスで公開された全ての作品の中で、2位の「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」や「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」などを倍以上引き離す圧倒的数字で動員記録1位を記録した、というすごい映画なんです!

歌っている少年は「サン・マルク少年少女合唱団」という聖歌隊で、メインの男の子は3,000人の候補者の中から選ばれたという当時13歳のジャン=バティスト・モニエ君。実際に「サン・マルク少年少女合唱団」のソリストを務めてるそうです。


映画自体の作りもクスっと笑いありのほのぼのしててストーリー&作りにブレが無くきれいによくまとまっています。
主役の音楽教師マチューの穏やかな人のいい顔が味がでてますし、土曜日を待ってる男の子とか楽譜台の男の子など、脇を固めるキャラもいい感じです。

私は急遽ギリギリに入ったら立ち見になってしまいました、、

とても心に染み渡る感じな映画で、本当にいい映画でした。
ニューシネマパラダイス系がお好きな人必見です!



【France 17】





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