トレインスポッティング
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本題 トレインスポッティング
原題 TRAINSPOTTING
監督 ダニー・ボイル
出演 ユアン・マクレガー 、ロバート・カーライル 、ジョニー・リー・ミラー 、ケヴィン マクキッド 、ユエン・ブレンナー 、ケリー・マクドナルド
製作年 1996年
製作国 イギリス
配給社
その他 製作:アンドリュー・マクドナルド 、原作者:アーヴィン・ウェルシュ
、脚本:ジョン・ホッジ 、撮影:ブライアン・トゥファノ 、音楽:ジョシー・ビセット
収録時間
こんな時お勧め 奇抜なイケテル映画でハイになりたい!
ひとことキャッチ 現代イギリスの若者ハイテンション感覚!
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■ストーリー/解説
麻薬中毒の若者がひと旗揚げようとロンドンへ行く、、麻薬といかれたイギリスの若者達の90年代青春グラフィティ
■カオルの感想 好き度(5/5)★★★★★
衝撃な作品でした。 この感覚、映像、音楽、展開、何をとってもありそでなかった新しい感覚の映画でした。 この映画がきっかけでブレイクしたユアンマクレガーもなかなかいい演技で好感だった。トイレのシーンが幻想と現実の狭間をさまよう主人公の描写がそうくるか!と作りがすごい思った。 ジェントルマンの国、古き良きイギリスのイメージが未だに強い文化社会で、ロックやパンプに通じる現代イギリス人のイケテてキレかかる若者感覚を徹底して表現している作品。
この作品以降「あのトレインスポッティングと並ぶ~」というようなキャッチの映画をみかけるが、この作品のような完成度の高いものをはないと思う。
感覚の鋭い衝撃作品。
【1】+トレインスポッティング ●1996年 イギリス ●監督ダニー・ボイル●出演ユアン・マクレガー
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イルポスティーノ
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本題 イル・ポスティーノ
原題 IL POSTINO
監督 マイケル・ラドフォード
出演 フィリップ・ノワレ 、マリア・G・クチノッタ
製作年 1995年
製作国 フランス
配給社
その他
収録時間
こんな時お勧め イタリアの風景でのんびりしたい
ひとことキャッチ イタリアの田舎の素朴な人々
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■ストーリー/解説
あるイタリアの小さな町の郵便配達夫と詩人との交流。詩に魅了されていく郵便配達夫の物語。
■カオルの感想
好き度(4/5)★★★★
題名の約は「彼は郵便やさん」。 素朴な郵便配達夫が主人公。イタリアの片田舎の小さな村を舞台にほのぼのと素朴な話しです。南イタリアの海が蜃気楼のようにきれいでほのぼのします。 のんびりした内容なので人によっては眠くなるかも。
【2】+イルポスティーノ ●1995年 イタリア●監督マイケル・ラドフォード●出演マッシモ トロイージ
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ダンサーインザダーク
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本題 ダンサーインザダーク
原題 Dancer in the Dark
監督 ラース・フォン・トリアー
出演 ビョーク、 カトリーヌ・ドヌーブ、
デビット・モース、ピーター・ストーメア、ジャン・マルク・バール
ジョエル・グレイ
製作年 2002年
製作国 デンマーク
配給社 アスミックエース、松竹
その他 脚本:ラース・フォン・トリアー、音楽:ビョーク、撮影:ロビー・ミュラー、振付:ビンセント・パターソン
収録時間
こんな時お勧め せつなく重たくとも、胸に響く何かが欲しい時
ひとことキャッチ ビョークの歌声に感激!!
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■ストーリー/解説
目に遺伝性の病気があり徐又に視力を失っていく主人公セルマ。一人で息子を育てる為,工場でまじめに働いている彼女の楽しみは夢想にふけること。大好きなミュージカルで生き生きと踊り歌うことを夢想して、現実の厳しさから逃避をしている。 いずれは遺伝で視力を失う息子にお金を貯め治療を受けさせることを人生の目標にがんばっている。 しかしある日、一生懸命貯めた大金が盗まれなくなってしまい、思わぬ方向に彼女の人生の歯車が動きだす、、、
カンヌ映画祭でパルムドールと主演女優賞を獲得している。 奇跡の海のトリアー監督作。
■カオルの感想 好き度(5/5)★★★★★
目が不自由な役を見事に演技しきったビョークの演技はすばらしい!!映像もきれいだしなんといってもビョークの透き通る、力強い歌声が心に響きます。 辛い現実を空想と歌に救いを求めながら一生懸命生きている主人公の姿に感情移入しせつなくて胸が苦しくなるほど。 不器用だけど素朴に一生懸命生きているのに歯車がうまく回らず自分ではどうすることもできない、不条理さ、、名場面が多い作品で特に列車で肉体労働の男達とビョークが空想の中で歌うシーンは映像美と重なり特に心に響く。画面の構成と真っ青な空が印象的だ。 ラストシーンもあまりにかわいそうで衝撃的だった、、
暗闇の中のダンサー。 目が不自由な暗闇と人生の辛い時の暗闇の中で希望を胸に踊りつづける、、、という意味なのだろう。
【3】+ダンサーインザダーク ●2000年 デンマーク ●監督ラース・フォン・トリアー●出演ビョーク |
奇跡の海
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邦題 奇跡の海
原題 BREAKING THE WAVES
監督 ラース・フォン・トリアー
出演 エミリー・ワトソン 、ステラン・スカルスゲールド 、カトリン・カートリッジ 、ジャン=マルク・バール
製作年 1996年
製作国 デンマーク
配給社
その他
収録時間
こんな時お勧め
ひとことキャッチ
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■ストーリー/解説
70年代初頭のスコットランド、内気でおとなしい、ちょっと頭の弱いベスはヤンと結婚をし始めて男性を知り女の喜びを知る。しかしヤンは事故で全身麻痺になってしまい寝たきりになってしまう。精神が不安定になってしまったヤンはベスに「別の男性と関係をもち、それを報告することが望み」だ、と彼女を攻める、、、、
■カオルの感想
好き度(4/5)★★★★
なんとも言えない後味が残る映画である。重たいし考えさせられる。
純粋過ぎるがうえに、どうにもせつなくてもどかしい。
その感覚がもう何年も前に見たのに未だにやりきれないせつない気持ちが蘇る。
こう書くとまるできれいな恋愛映画に聞こえてしまうが、キレイじゃない。
かなり、タブーだ。そ、そんなーーーーと悲しくなる。
人間のいろいろな人生、映画の中で作られたきれいな世界ではなく、
純粋なだけではどうにもならない、不条理な感覚、、
このなんとも言えない感覚がミニシアター系の醍醐味。
この映画はまさに万人には受け入れられない映画ではないかと思う。
好きな人は好きだし、ダメな人はダメだろう。
【4】+奇跡の海 ●1996年 デンマーク ●監督ラース・フォン・トリアー●出演エミリー・ワトソン |
ぼくのバラ色の人生
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邦題 ぼくのバラ色の人生
原題 MA VIE EN ROSE
監督 アラン・ベルリネール
出演 ジョルジュ・デュ・フレネ 、ジャン・フィリップ・エコフェ
ミシェル・ラロック 、エレーヌ ヴァンサン
製作年 1997年
製作国 ベルギー
配給社
その他 製作:キャロル スコッタ
脚本:クリス ヴァンデル スタッペン 、アラン・ベルリネール
収録時間
こんな時お勧め
ひとことキャッチ
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■ストーリー/解説
女の子になりたい男の子のお話。
ゴールデングローブ賞(1997年)第55回 外国語映画賞
■カオルの感想 好き度(3/5)★★★
かっわいーー! 女の子に憧れて夢見る少年。 この男の子の魅力を最大限に使っています。
あーこんな感じなんだーって複雑に思いながらもかわいらしい。
この子は今どうしているのかしら?
【5】+ぼくのバラ色の人生 ●1997年ベルギー ●監督アラン・ベルリネール ●出演ジョルジュ・デュ・フレネ |
ロッタちゃんはじめてのおつかい
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邦題 ロッタちゃんはじめてのおつかい
原題 Lotta flyttar hemifran
監督 ヨハンナ・ハルド
出演 出演者:グレッテ・ハブネスコルド 、リン グロッペスタード 、マルティン アンデション 、ベアトリース イェールオース 、クラース・マルムベリィ
製作年 1993
製作国 スウェーデン
配給社 ミラクルヴォイス、エデン
その他 製作:ワルデマル・ベルゲンダール 脚本:ヨハンナ・ハルド
原作者:アストリッド・リンドグレーン
収録時間
こんな時お勧め
ひとことキャッチ
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■ストーリー/解説
■カオルの感想 好き度(3/5)★★★
かわいい!ロッタちゃんがとってもキュート♪
ただかわいいだけじゃなくって、むくれたり、わがままだったり、いたずらっ子だったりするのが、飾らない普通の生活感があってかわいい。
ほのぼのとしたい時にどうぞ。
【6】+ロッタちゃんはじめてのおつかい ●1993年スウェーデン ●監督ヨハンナ・ハルド●出演グレッテ・ハブネスコルド |
CUBE キューブ
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邦題 CUBE キューブ
原題 CUBE
監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ
出演 モーリス・ディーン・ウィント
ニコール・デボアー 、デビッド・ヒューレット
製作年 1997年
製作国 カナダ
配給社
その他
収録時間
こんな時お勧め
ひとことキャッチ
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■ストーリー/解説
ある日突然見知らぬ無機質な部屋で目ざめる。 同じように目覚めた見知らぬ男女6人、無数の無機質な四角い部屋が上下左右に連なる巨大なキューブに閉じ込められていた。
脱出をこころみようと部屋を移動しようとするが、そこには様様な恐ろしい仕掛けがされていた。
■カオルの感想 好き度(5/5)★★★★★
すごい!本当にすごい作品!!! 恐い。
こんな作品誰が作ったんだーー!と叫びたくなるくらいすごい!!
そんじょそこらのホラーなんかよりずーーーーーと怖いし痛い!
精神戦もすごくって、ずっとハラハラドキドキ。体が硬直、固まります。
映像も感覚もストーリー展開も斬新ですごい!無機質な部屋が続く映像に観ている側も心理的に圧迫され怖さがまし、こんなものを作っる人間のおろかさと、そういう状況に突然置かれた人の心理状況や行動をよく描いている。
怖いけど、とにかくすごい作品!かなり印象的です!!
【7】+CUBE キューブ ●1997年カナダ ●監督ヴィンチェンゾ・ナタリ |
女と女と井戸の中
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邦題 女と女と井戸の中
原題 THE WELL
監督 サマンサ・ラング
出演 パメラ・レイブ 、ミランダ・オットー 、
ポール チャブ
製作年 1997年
製作国 オーストラリア
配給社
その他 製作:サンドラ レヴィ
原作者:エリザベス ジョリー
脚本:ローラ・ジョーンズ
撮影:マンディー・ウォーカー
音楽:スティーブン・レイ
収録時間
こんな時お勧め 暗いサスペンス気分
ひとことキャッチ 現実と妄想の境は?
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■ストーリー/解説
歳の離れた二人の女が大きな井戸のある家で暮らし始める。車で人を跳ねてしまい、井戸に死体を落とし事件を隠して生活を続けようとするが、、、
■カオルの感想 好き度(3/5)★★★
精神的映画。
最後にはいったい何が現実でどこからが妄想なのか、妄想ではなく実は現実なのか、よくわからなくなった。
現実と妄想の狭間の不安定さを描いているなら成功だろう。
よくわからなさが、難しい。
【8】+女と女と井戸の中 ●1997年 オーストラリア ●監督サマンサ・ラング ●出演パメラ・レイブ |
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ドリーマーズ
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邦題 ドリーマーズ
原題 THE DREAMERS
監督 ベルナルド・ベルトルッチ
出演 マイケル・ピット/エヴァ・グリーン/ルイ・ガレル
製作年 2004年
製作国 イギリス=フランス=イタリア
配給社 日本ヘラルド映画
その他
収録時間
こんな時お勧め なんとなーくの時
ひとことキャッチ 若いなー
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■ストーリー/解説
1960年代、パリでは学生達は映画や文化に夢中で討論やデモなど活気づいている。
そんな活気のある混乱の中で若者は奇抜な男女の双子と知り合い、
映画や理想を語らい、閉鎖的な関係を深めていくが、、
■カオルの感想★★
うーーん、ちょっと途中やばいところが、、、、
パリの若者達が、日本の学生運動時代のように、夢に理想に燃えていた時代。
若者が信じる正義、夢みる理想とうまくいかない、けだるい、もどかしい現実との間で、
同じ仲間を探し”共犯”を求め安らぎを求める、、
解放的でありながら自分達だけの閉鎖的世界、そんな若者の激しい不安定さ、、
それでも、どこに向けるかわからない、発散できない若い力がたまる、、、
それが若者、”夢見る者”ドリーマー
最後も、うーん、、、
怠惰さと激しさで、描写がえぐいわ、、、
映画論も長いし~
【9】+ドリーマーズ ●2004年 英仏伊 ●監督ベルナルド・ベルトルッチ●出演マイケル・ピット |
愛の神、エロス
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邦題 愛の神、エロス
原題 eros
監督 ウォン・カーウァイ/スティーヴン・ソダーバーグ/ミケランジェロ・アントニオーニ
出演 コン・リー/チャン・チェン/ロバート・ダウニー・jr/アランアーキン/
クリストファー・ブッフホルツ/レジーナ・ネムニ
製作年 2005年
製作国 フランス・イタリア・ルクセンブルグ・アメリカ・中国
配給社 東芝エンタテインメント
その他
収録時間
こんな時お勧め
ひとことキャッチ
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■ストーリー/解説
世界の3人の巨匠が描く3つのエロスの物語!
映画史上もっとも贅沢なオムニバス!!
■ウォン・カーウァイ 「若き仕立て屋恋」(エロスの純愛)
「天使の涙」でブレイクした「ブエノスアイレス」の香港のウォン・カーウァイ監督が描くエロスの世界。
若き仕立て屋はお金持ちの愛人の服を担当に。
初めて家に行った日からベットの女主人の声を聞き待つことに、、
■スティーヴン・ソダーバーグ 「ペンローズの悩み」(エロスの悪戯)
男はいつも同じ夢を見る。夢の女性は裸でお風呂に入りいつも魅惑的だ。
その女性が何者なのかを、精神科でみてもらうが、、
■ミケランジェロ・アントニオーニ 「危険な道筋」(エロスの誘惑)
「砂丘」などセンセーショナルな作品の多いミケランジェロ・アントニオーニ監督
2人でいるといつもいがみ合いケンカをしてしまう夫婦。
男は体の関係を望むが女はそんなものはと拒んでいる、男が他の女に気を引かれ1回の関係を楽しむ、、、
■カオルの感想 ★★★★
ウォン・カーウァイ 「若き仕立て屋恋」がすごい!!!
とても衝撃的な内容!パトリスルコントの「仕立て屋の恋」と通じるものがある。
”仕立て屋”さんは堪え忍ぶ恋が仕事柄なのだろうか、、、、?
香港の小さな汚い仕立て屋とホテルや部屋がアジアらしい風情を醸し出している。
スティーヴン・ソダーバーグ 「ペンローズの悩み」はこの「愛の神」にどう意味があるのか
よくわからなかった。
ミケランジェロ・アントニオーニ 「危険な道筋」は体の関係の冷えた夫婦と、
1度でも快楽を楽しみたい男。
ケンカをし夫婦でいるのと独身で簡単に1度の快楽を楽しむこと、
うーん、なんだか深いメッセージがあるようにも思えるが、ミケランジェロアントニオーにの
作品は解釈が難しい、、、、
”砂丘”の表現のように、最後は女性2人が海で裸で踊る、、、、
どんなメッセージなんだろう?
10 +愛の神、エロス ●2005年 香港・伊・米 ●監督ウォン・カーウァイ、ミケランジェロ・アントニオーニ、スティーヴン・ソダーバーグ |
エターナルサンシャイン
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邦題 エターナルサンシャイン
原題
監督 ミシェル・ゴンドリ
出演 ジム・キャリー ケイト・ウィンスレット
キルスティン・ダンスト イライジャ・ウッド
製作年 2004年
製作国 アメリカ
配給社 ギャガ=ヒューマックス
その他 製作:
脚本:
原作者:
撮影:
美術:
音楽:
収録時間 107分
こんな時お勧め 暖かく泣きたい時
ひとことキャッチ ジムキャリー案外いい男じゃん。
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■ストーリー/解説
辛い記憶を消してしまう手術?ができる世の中。
別れた元彼女が自分との思い出を消したことを知り、自分も彼女の記憶を消そうとする、、
■カオルの感想 好き度(3/5)★★
物語の設定的に面白そうで、泣けて心温まる映画を見たかった。
ジムキャリーが渋くて落ち着いた男性役で、かっこよかった。
のに!、途中、幼少時代にまで記憶が戻る設定の時、ジムキャリーを小さくしたのには興醒めした。
そのあたりがいつものジムキャリーのお笑い系が入っていて、残念。それがなければーなー。
途中までいい感じなので、その辺りだけ監督が変わったのか?と思うくらい、ストーリーの雰囲気が違っていた。 いいストーリーなのに、そこで映画一つの作品としての調和が壊れた。 台無しだ。もったいない。 映画は2時間のハーモニーで調和の上に成り立っている。
ということで作品の評価としてはすこし下がったけれど、でもかなり泣けました。
別れた時はお互いすれ違い関係がぎくしゃくしていたけれど、付き合い始めの楽しい思い出や素敵な思い出を思い出すごとに、この記憶を消したくないっと思っていく、、、
エターナルサンシャイン、“永遠の輝き”とは消したくない、かけがえのない思い出の数々―
そんな映画です。
ジムキャリーはいつもお笑いのイメージですが、いい男役もいいじゃん!と見直しました。
彼もこの路線でいけば体もいいし、いいのにー。
途中少しでもお笑いの要素を入れるからバランスが崩れその後顔がなんととくお笑いに見えてきちゃうんだから、シリアスするならシリアルに徹底するようにしてほしいなぁ。
11+エターナルサンシャイン 邦題 エターナルサンシャイン 原題 監督 ミシェル・ゴンドリ 出演 ジム・キャリー ケイト・ウィンスレット
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